21歳の松田元太さんに送るファンレター

こんなご時世なので、ファンレターを送っても処分されてしまうかもなと思ったので、ブログにもほぼ同じ文面を残しておくことにしました。

エゴサーチした時にうっかり見て下さったらありがたいし、もしそうでなくても、お誕生日を祝うファンがいる事実が残ることにちょっとは意味があるかなあと。

 

 

Travis Japan 松田元太さま

元太くん、こんにちは。
happyレター*1、読みました!お手紙ありがとうございます。
内容がまとまらなくてごめんね、とおっしゃっていましたが、字の美しさに惚れ直すとともに、まっすぐな思いが文面から伝わってくる素敵な手紙でした。とっても嬉しかったです。

そして、21歳のお誕生日おめでとうございます!
私がファンになった当時、元太くんはまだ10代だったので、芋焼酎ソーダ割りが好きと知った時は驚いてしまいました(笑)
MyojoのJr.大賞でも「いちばんセクシー」で1位になっていたように、20歳を超えてからますます大人っぽく、色っぽいお兄さんになっている元太くん。かっこよさが増す中でも、YouTubeチャンネルの動画などでメンバーと一緒にいる時は変わらず元気いっぱいな末っ子ちゃんで安心するし、可愛いなあと思います。

元太くんのhappyレターにもありましたが、Travis JapanYouTube動画を観ていると、どんどん面白くなっているなあと思います。より7人の個性が発揮されるようになって幅が広がっている一方で、結束が深まっているのを感じます。平和な良いところはそのまま、どんどん面白くなっていくトラジャがとっても頼もしいです。

”個”の力を伸ばした単独コンサート、8月8日のジャニーズJr.祭り、オースティンさんとのコラボ、主演舞台の虎者と、20歳の1年は、元太くん個人にとっても、トラジャにとっても大きなターニングポイントになったのではないかと思います。
世の中はまだまだ不安な状況ですが、またTravis Japanのパフォーマンスが観られる日を楽しみにしています。21歳の1年も、絶対に素敵な年にしましょう!これからも応援しています。

 

以上です!
最後に、Instagramにメンバーからのお祝いメッセージと本人からのメッセージがアップされていたのでリンクを貼ります。みんな可愛い最高。

 

メンバーからのお祝い(松倉くんの様子がおかしいけど怖がらないで)

 

元太さんからのありがとうメッセージ(顔近すぎるのよ)

*1:ジャニーズジュニア情報局にて公開された「君に届け〜僕からのhappyレター」のこと。アイドルからファンへの手紙として直筆のメッセージが掲載された企画。

#2019年の推し事を振り返る

2019年に行ったイベントやコンサートをベースに1年を振り返りたいと思います。

多すぎて一つ一つが雑なので、温かい目で読んでいただけますと幸いです…。

 


1/4 ジャニーズWEST TOUR 2019 WESTV!@横浜アリーナ

☆デビュー前から好きだったけど観るタイミングを逃していたジャニーズWEST。大学時代の友人3人を連れていくとなんとアリーナ席!やばかった。

面白くてきっちりカッコいいところが素晴らしかった。神重おばさんなので『アカツキ』の演出泣いた。『Inter』〜『YSSB』の神山くんがあまりにもカッコよくて重岡くんの団扇持ちながら崩れ落ちた。

 


1/26 音楽活劇『SHIRANAMI』@新国立劇場中劇場

☆友達に誘われて行った舞台。ミュージカルらしい分かりやすさと古きよき時代劇の融合。早乙女太一さんの女形が素晴らしく綺麗だった。

 


2/10 アンジュルム『タデ喰う虫もLike it!/46億年LOVE』リリースイベント@横浜Bay Hall

☆物販にて早口で「和田彩花さんと佐々木莉佳子さんの写真を1枚ずつ」と唱えた記憶が一番濃い。あやちょさんは女神だった。りかみこ和んだ。強く可憐で美しい女の子たち、素敵すぎて涙が出そうだった。

 


3/18 小林豊 『明治東京恋伽』ドラマ完成披露イベント@ユナイテッド・シネマ豊洲

☆2月頃にボイメンと小林豊さんに狂い始めて初現場。小林さんは王子様だった。

 


3/21 PRISCILLA@日生劇場

☆2016年の初演を観て大好きになったプリシラ!パワフルでエロい古屋アダムを観れなかったことだけが心残りだけど、ギラギラとショッキングピンクで彩られた日生劇場に胸がいっぱいになった。切ないシーンがありながらも観た後は少し強くなれた気がする作品。またやって欲しいな。

 


3/23 小林豊 HEISEI SWEETS EVOLUTION〜平成スイーツ進化論〜@池袋西武

☆小林さんのスイーツ愛と負けず嫌いっぷりが感じられたトークショー。短い時間だったけど充実してた。

 


3/23 Endless SHOCK @帝国劇場

☆2階席ドセン3列目でコウイチ様が目の前に降り立ったことは忘れない。力強いはずなのにどこか脆い危うさが美しかった。

 


3/26 Travis Japan Concert 2019 〜ぷれぜんと〜@横浜アリーナ

Twitterで仲良くなった人と初めてコンサートに入った。『ONE DAY』で泣いてる私にそっとペンライトを渡してくれたお友達の優しさに、この人と来れて良かったなあと思った。

コンサートの内容は語り尽くせない。Travis Japan最高、松田元太最高。『虎美寿天下一』『一生松田』って書いてあるTシャツ作ろうかと思った。あれが映像化される事実に感謝。早く素顔4観たいです。

 


3/31 BOYS AND MEN 第3回「産直!ボイメン☆北海道ファンミーティング」"スペシャルライブ+DVD裏話トークショー"@BM THEATER

☆振り返るとボイメンのMCでこれが一番面白かったかも(笑)メンバーは辻本くん、田村くん、小林くん、平松くん、吉原くんの5人。勝くんも俊介くんも本田くんもおらず、今思うと収拾がつかなくなりそうな5人なんだけど、すごく笑いの連携が取れてた。

 


4/13 BOYS AND MEN『頭の中のフィルム』リリースイベント@イオンレイクタウン

☆初めてのリリイベ!幼なじみと大学の友達を誘うという不思議さ(笑)友達と行くイベントって楽しいんだな〜!って実感した。初めて勇翔くんと辻本くんと握手した。

 


4/20 DISH// Spring Tour 2019「Dress Up a Burnt Whole Cake!!!!」@市川市文化会館 大ホール

DISH//って仲良しで最高だな〜!!って思った。ホール2階席で遠かったけど、やっぱりDISH//のライブは超絶アツくて楽しい。

 


4/30 BOYS AND MEN スペシャルイベント〜新元号"令和"の瞬間をボイメンと一緒に〜@BM THEATER

☆小林くんの自由さに嫌いになりかけた(笑)反対に頑張って皆んなをまとめようとする本田くんに惚れた。『Fight&Fire』と『BOYS AND MEN 夜露四苦』の両方を聴けるというレアさは名古屋まで行った甲斐があったな〜と思った。

 


5/5 BOYS AND MEN『頭の中のフィルム』リリースイベント@ダイバーシティ東京プラザ

☆この回も大学の友達を連れて。本田くんと初めて握手した。本田くんは頭の回転が速くてしゃべりも面白くてやっぱりカッコいいな〜と思った。友達が田村くんと初握手してたんだけど、話聞くだけで面白くて1度は田村列へ並ぶと決めた。

 


6/2 Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!@西武ドーム

☆譲ってもらったチケットがアリーナ前方で泣いた。千賀くんかっこいい。Travis Japan不在の時は千賀くんを観ていた。トラジャ目当てだったけど、キスマイのライブはすごく楽しくて演出も良くて感動した。この日初めてトキメキを聴いて、ポップな曲に載せられた力強い歌詞にじーんと来た。

 


6/8 小林豊・田村侑久 ツーマンライブ@BM THEATER

☆推しがセーラー服で現れて困惑した。Switchでゲームする2人を観るという謎の時間だった。

 

6/12 小林豊 ボイメンワールド@ミッドランドスクエアシネマ2

☆仕事終わりに新幹線で名古屋に行った。あたおかじゃない?小林先生にメイクのダメ出しされたいという気持ちが芽生えた。

 


6/13 BOYS AND MEN『誠 Zeppツアー2019 〜元気いっぱい全国大冒険〜』@Zepp Diver City

☆ハイパー楽しかった。真面目でパフォーマンスに全力な誠が大好きだ〜〜!!って叫び出したい気持ち。彼らになんとなく自分と似たものを感じて、私がボイメンに加入したら確実にヤンファイじゃなくて誠に入るだろうなって思った。2ショした時勇翔くんがしっかり目を見て話を聴いてくれて溶けるかと思った。

 


6/22 BOYS AND MEN 写真集発売イベント@HMV渋谷

☆小林くんの誰の顔にもかからないようにサイン書くところ好きだな!初めてTwitterで繋がったボイメンファンのお友達と会って立ち話して(笑)楽しかった。

 


6/22 映画「明治東京恋伽」舞台挨拶付き上映会@シネマート新宿

☆めいこいの映画、緩い気持ちで観たけど、ばっちり泣いた。鏡花ちゃんとのやり取りが好きだったけど、チャーリーさんの愛の深さを見てしまったら納得せざるを得ないな〜って。めいこいを観てから、伊原六花ちゃんの活躍を微笑ましく見ている。

 


6/26 『ジャンクション29』DVD発売イベント@SHIBUYA TSUTAYA

☆一瞬すぎて記憶があんまり無い。

 


7/9 BOYS AND MEN ボイメン恋 ファンミーティング@シーバンスホール

☆私はボイメン恋出の小林推しなので外せないイベントだった。小林くん、田村くん、平松くんの3人で収拾がつかなかったんだけど(笑)司会の方がめっちゃ良い仕事をしてくださって感謝。

 


7/14 BOYS AND MEN SUMMER STATION2019@テレビ朝日

☆ひたすら歌って踊るボイメンが観れるって意外と貴重で、すごく楽しかった。エリアによっては無料でも観られるライブだったのが嘘じゃん?ってくらい濃いライブだった。彼らは抜群に夏が似合う。

 


8/8 ジャニーズJr. 8.8祭〜東京ドームから始まる〜@東京ドーム

☆「コンサート観てあんなに泣いたことないわ(笑)」と笑い話にしたい位には泣いた。あの演出もだし、思ったより知らない曲が多くてノリ切れなかったりもした。

でも、あれを観なかったら、自分がTravis Japanにどれだけ思い入れがあるのかを自覚することは無かったかもしれない。背筋が伸びる思いだった。

 


8/11 Travis Japan Summer Paradise 2019@TOKYO DOME CITY HALL

☆規定外団扇や他メンバーのソロで座るオタクにキレ散らかしててあんまり集中出来なかったという悲しみある。せっかくのアリーナだったのにな。

比較的新しい曲の多いセットリストや、無音ダンスでもなく影だけで魅せた『また今日と同じ明日が来る』、9人時代からの定番である『Shelter』で、ギターを持った松倉くんをセンターに据える演出に、「トラジャはまた別のステージへ向かっているんだな」と感じた。

古きよきジャニーズを引き継ぐところも好きな私としては寂しい変化だなと思ったけど、あの時のセットリストをプレイリストにして聴いているうちに段々としっくり来た。

この時初披露された『Unique Tigers』は、ポップなメンバー紹介ソングでありながらたくさんのこだわりが詰められていて、愛しかった。

 


8/18 DISH// SUMMER AMUSEMENT '19 [Junkfood Attraction]@富士急ハイランドコニファーフォレスト

DISH//のライブはいつだって楽しいけど、コニファーは格別だった。彼らの覚悟、練られたセットリスト、どしゃ降りの雨というトラブルすらもドラマチックな演出に思えた。

センターステージで、ビチャビチャの椅子にギャーギャー言いながら座って演奏してた『乾杯』と、ファンに歌わせてくれた『Starting Over』、エモかったな〜。

 


8/24 転校生 男子校版@紀伊國屋ホール

☆初めて田中俊介くんを観た日。俊介くんは「俊介」という、彼に近いけど彼では無い役を演じていた。「俊介」には人としての魅力があって、惹きつけられた。

今年はお芝居をあんまり観てなくて、ストレートプレイはこれだけ。

 


9/3 田中俊介映画祭2019@UPLINK吉祥寺

☆『デッドエンドの思い出』の回。スヨンさん演じる主人公のユミちゃんと田中くん演じる西山くんの、恋になりそうでならない温かい関係がすごく素敵で、尊いなあと思った。

終演後、初めて田中くんと話した。ちょっと喋り方はチャラいけど(笑)いちファンの話を表情豊かに聴いてくれる俊介くんは、映像で観たまんまの「良いお兄ちゃん」だった。鍛えてるからガタイが良くて、優しくて、見た目はちょっとコワモテだけど笑うとふにゃ〜ってかんじで、こんなの全人類が恋するだろと思った。

 


9/4 BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場〜令和旗揚げ公演〜@TOKYO DOME CITY HALL

☆スタンド席、観やすかったな〜!コント終わりのライブパートはまるで『ザ・ベストテン』のよう。演出も選曲も、ボイメンが持つ昭和感を最大限に活かしていて素晴らしかった。初めて持った「小林くん」団扇、最後の最後に視界に入ったと信じている。

 


9/7 「ヘドウィグ ・アンド・アングリーインチ」@EX THEATER ROPPONGI

☆浦井くんもアヴちゃんも超カッコよかった。ドラァグクイーンってパワフルでカッコよくて綺麗で最高。ヘドウィグとイツァークに常に漂う哀愁もセクシー。そして音楽がドンピシャ好きだった。

 


9/16 FIVB ワールドカップバレーボール2019 女子横浜大会@横浜アリーナ

☆会社の同期とバレーを(ジャニーズWEST目当てで)行くというイベント。スポーツって普段あんまり観ないけど、あの場の高揚感に圧倒された。

 


9/29 Endless SHOCK@梅田芸術劇場

☆またしても良席を引き当て、今度は前から1階の4列目。元太くんが目の前で『NEW HORIZON』を踊った時は息が止まるかと思った。一人一人の表情が良く見えたおかげで、コウイチ・リカ・ユウマ以外の心情を考えたり、よりSHOCKを知ることが出来たなと思った。

 


10/15 Austin Mahone Japan Tour 2019 Special Guest Travis Japan@横浜アリーナ

オープニングアクトとしてパフォーマンスしたパートも素晴らしかったし、海外アーティストの後ろでもTravis Japanのダンスは輝いていた。無二のアイドルだと心の底から思う。『虎者』に行けなかったのは心残りだけど、このライブに行って本当に良かったと思う。

 


10/29 コマンダンテ トークダンテ@ルミネtheよしもと

☆仕事で心無い言葉にモヤモヤしていた時期になんとなく見たコマンダンテYouTubeチャンネル。大阪出身でありながら小さな声でゆる〜っと繰り広げられる漫才とトークは当時の私にぴったりだった。生で観たコマンダンテは、シュッとしてるけどどっちもおじいさんのようで癒された。

 

11/3 お笑いライブ@日本大学藝術学部

GAG、スパイク、コマンダンテ、ニューヨークの4組が来るとのことで向かった。

ひくねとグルメでお馴染み(?)の福井さんがいるGAGさん、席替え部のネタが超面白かった。ライブで観たい。


11/23 BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場〜令和旗揚げ公演〜@静岡市民文化会館 大ホール

☆9/4と同じツアーでありながら、新曲が増えたり微妙にセットリストが異なっている。『粋やがれ』の勝くんのセリフに腰砕けた。

『頭の中のフィルム』はリリイベで聴いて少し飽き気味だったんだけど、セトリ通り、『夢で終わらないで』〜『アイコトバ』〜『頭の中のフィルム』という順番で聴くとすごく新鮮。あと、コントでメイド服だった小林くんが『アイコトバ』を切なげに男らしく歌う姿がとんでもなくカッコよかった。

 


11/26 コマンダンテ トークダンテ@ルミネtheよしもと

☆好奇心旺盛マダムが来てたの良い意味で鳥肌立った。テーマがスポーティーコーデだからとコンタクトで現れた安田さんのこだわりに恋が加速した。勘弁してくれ。

 


12/1 BOYS AND MEN 『ガッタンゴットンGO!!』リリースイベント@タワーレコード新宿

☆初めて勝くんと握手した。見当違いなことを言ってしまって「私はお金を出すことしか出来ないな〜」って思い知った日でもあるんだけど(笑)、彼の回答を思い出すと勝くんがリーダーで良かったなって思う。

 


12/8 SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 "MIKKE"@武蔵野の森総合スポーツプラザ

☆私の理想の男性像の根っこには草野マサムネさんがいるな〜と思う。女の子だから一歩引いてって言わなさそうなところとか、若い頃からずっとおじいさんみたいなところとか、真顔で変なこと言うとことか。

加えて、スピッツというバンドの普通に仲良しすぎるところ、DISH//に通ずるところがあるなあとしみじみした。

大好きな曲の数々は、確実に私の人生を支えてくれていて、これからもどうかお元気で、なにとぞよろしくお願いしたいです。

 


12/26 DISH// LIVE TOUR -DISH//- 2019@Zepp Diver City

☆仕事納め&フレックス退社をぶちかまして行ってきた。いつも以上に匠海くんが大暴れで心配になりつつも楽しいならそれでOKです!という気持ち。

『Loop.』を生で聴くのは初めてだったかも?元はダンス曲だったものを今回はバンドアレンジ。大好きな曲なので嬉しかった。

 


12/30 コマンダンテ トークダンテ@ルミネtheよしもと

☆2019年現場納めはトークダンテ。お二人の緩やかな空気に気持ちが解れる。来年もお世話になりたいです。

 

 

総括

2019年は、例年以上に現場に行きまくった年だった。*1

特に上半期はBOYS AND MENに狂って気軽に名古屋に行っていて今思うと怖い。少なくとも掛け持ちオタクの所業ではない。

後半になるにつれて、ちゃんと選んで観る冷静さを身につけて、無理なく楽しめるようになったと思ってる。


あとは、Twitterで知り合った人とリアルで会うのは今年が初めてだった。特にトラジャ担の子とは公演無くても遊んだり、自分の殻を一個破ったなって感じた。

よくよく考えると、友達とこんなに現場に行ったのも中学のバンギャ時代ぶり。特にコンサートは、興奮を分かち合えるのがありがたいなあと思う。


今年1番印象に残ったのは、3月のTravis Japan単独公演。

いつか彼らにやって欲しいと思っていた『Vanilla』をやってくれたこと、叶うならもう一度観たいと思っていた2018年のABC座ジャニーズ伝説をリスペクトした演出だったこと、しかもそれをプレゼンツしたのが自担である元太くんだったこと。

アイドルを好きでいるのは一方通行だと思っているけど、あの時ばかりは自分の願いが通じたようで感動してしまった。

松田元太くん、そしてTravis Japanからの最高のプレゼントだったなって思う。


今年はイベントに時間を使いまくったから、来年は少しセーブしようかなと思ってる。ワンマンライブやコンサートの東京公演は相変わらず行くと思うけど。

セーブしたぶんは友達と過ごす時間や1人で映画観たりする時間に充てたい。


あとは、私はTravis Japanがハリウッドに行くと信じてるので、普通の貯金に加えて夢のハリウッド貯金(笑)もしておきたいという金銭的な理由もある。


2020年はバランス良く、何事も楽しむ1年にしたいなと思います!

*1:数えたら40あった

手を振る、何度でも

2019年11月30日、田中俊介くんがBOYS AND MENを脱退した。


私が彼らのファンになったのは今年の2月頃、俊介くんがお休みをする少し前のことだった。

トクサツガガガ』をきっかけにボイメンのファンになった私。

当時はベストアルバムを発売してから日が浅く、気軽に行ける現場がないタイミングだったので、「BOYS AND MENの田中俊介」に起きている異変に気づくことは出来なかった。

活動休止を知らされた時、他の活動を続けられていることから、心の病か激しい運動が出来ない病気だろうな、と予想はしていた。

それでも、『トクサツガガガ』で俊介くんが演じた「やまポン」が復活したように、銀の俊介復活祭があると、根拠も無いのに呑気に信じていた。現実は全然優しくなかった。


1年近く経って公表された今、飛び交う憶測から解放された安心感と彼の置かれた状況の苦しさを思ってやり切れない気持ちになった。


やり切れないのは、俊介くんが辞めたくて辞めたんじゃないからだ。

他にやりたいことがあって辞めるならすっぱり割り切れる。彼らには彼らの人生があり、それを邪魔することは出来ないし、したくない。

でも、俊介くんの場合は、戻りたいと思っても戻れない。色んなバンドやアイドルの脱退や解散を見てきたけど、これは初めてのことだった。

小林くんがブログに書いた「今までの気持ちに嘘は無い」という言葉が重く響く。

 


メンバーにもファンにも優しくて、頼もしくてかっこよくて、真面目で、でもちょっとバカで笑うと可愛い俊介くん。

そんな彼が9年間守り続けた場所に帰れなくなってしまったことが悲しいし悔しいけど、それをぶつけられるところも無い。誰も悪くないから。

 


救いだったのは、俊介くんが俳優として活動を続ける意思を示してくれたことと、舞台の仕事が決まっていることだ。

この1年、治療に専念することだって出来たけど、俊介くんは出来る活動はどんどんやっていた。グループを脱退してフリーになっても仕事が決まっているのは、この1年間の彼の行動のおかげだ。

ファンとして、先が見えていることの安心感は大きい。俳優として生き残るための戦いでもあり、応援している人を安心させる優しさでもあると思った。

実際どういう思いだったかは分からないけど、私はそう解釈している。

 


俊介くんもボイメンも前に進んでいる。

これから彼らは別々のステージに立つけれど、ずっと変わらず仲間だったらいいなと思う。


そして来年2020年は彼らの10周年。

多くの夢が叶う1年になるよう、変わらず応援していきたい。

 

ライバルだけど ともに戦い抜いて

預けた背中 俺を強くするよ そう

ぶつかりながらも 乗り越えていく

これからも ずっと変わらない

 

癖の話

私の良いのか悪いのか分からない癖。相変わらず好きな芸能人を増やしている。

ジャニーズ事務所に始まり、OFFICE CUE*1スターダストプロモーション*2、フォーチュンミュージック*3などなど様々な芸能事務所に推しを見つけてきた私だけど、今度は吉本興業に推しが出来た。

 

コマンダンテという漫才コンビである。


コマンダンテ 漫才「蛇口」【公式】

 

向かって左、メガネを掛けているのがボケ担当の安田邦祐さん。向かって右、メガネを掛けていないのがツッコミとネタ作り担当の石井輝明さん。*4

 

 

きっかけは大学時代に観に行ったライブ。

漠然と「お笑いを生で見たい」と思っていたので、全員の都合が良さそうな日のうち、どの回にするかは他の3人に決めてもらった。

 

この時観たのはヨシモト∞ホールにて開催されるファーストライブ。

吉本興業では若手芸人さんをファースト/セカンド/サードにクラス分けしてライブを行っているのだけど、その中のファーストクラスの芸人さんが8組ほど出演し、それぞれのネタと合同企画を行う盛りだくさんな内容。

 

チョコレートプラネット、ミキ、相席スタートなどテレビで見たことのあるコンビもいたけれど、初めてネタを観る芸人さんがほとんどだった。*5

 

中でも印象に残っていたのがコマンダンテだった。

この時にやっていたネタは『バー』。


コマンダンテ 漫才「バー」【公式】

 

まず、登場時の声が小さすぎて驚いた。

芸人にあるまじきレベルの声の小ささ。

しかも、どちらか1人だけではなく2人とも小さい。

登場時の「どうも〜〜〜〜〜〜〜!」なんて元気よく行くものじゃないの?!と混乱しつつも、私は声が小さい人を好きになりがちなので恐らくこの時点で気になり始めていた。

 

そしてひょろ〜〜っと細長いスタイル。

顔こそ似ていないけど、頼りなさげな猫背と180cm以上という高身長のおかげか、どことなく雰囲気が似て見えて、お揃いのスーツがよく似合う。

 

そんな彼らなのでドッカンドッカン笑いを取ったるで!という感じではなく、ずっとニヤニヤクスクス笑わされる感じ。

石井さんのやんわりとしたツッコミと安田さんのなんとも言えない表情がクセになる。

 

後のバラエティコーナーでは、「相方の好きなところは?」という質問にフリップで答えていく企画があり、それに対する石井さんの回答が「おじいさんみたいなところ」だったこともよく覚えている。

というのも、石井さんがフリップを出す少し前に、安田さんがおじいさんのボケをやっていたから(笑)*6

相方のセールスポイントをちゃんと分かってるんだなあと思った。

 

以来、ずっと気になる存在だったけど、ネタ動画をいくつか見て、Wデートのネタ*7と「丸いもの〜♪」のやつ*8が好きだなあと思いつつも、特にそれ以上追いかけることもなく終わっていた。

 

 

それから数年経った今年9月。毎日会社で戦うような日々を過ごし、癒しを求めていた私は、ふと彼らの存在を思い出してYouTubeチャンネルにある『トークダンテ』という彼らのトークライブ映像を観た。


落ち着いたトーンでゆるゆると、でもちゃんと面白い彼らのトークは、癒しを求めていた私にぴったりで、数日で全公演を聴き終えてしまった。公式チャンネルに作業用BGMとして音声のみの動画が上げられているのもありがたかった。

そうして毎日通勤時と寝る前にトークライブを聴いているうちに、単に「面白いな」以外に「この人たち好きだな〜」と思うようになった。

 

元々好印象ではあったけど、彼らの空気感に安心感を覚えたからだと思う。2人ともイケイケじゃないところ、安心する(笑)

静かな中にも安田さんのパワーワードの数々と石井さんの時折垣間見えるヤバさが効いていて、何度も聴きたくなる。

 

参考:石井さんのヤバいところが全面に出てる回↓


【衝撃】コマンダンテ 石井の過去は実はヤバいやつだった…!?【トークダンテ】

 

芸人さんに対して、テレビでネタを観て爆笑することは多々あるけど、生で観に行きたいほど好きになることはなかった。

コンビとしてはもちろん、お二人ともに推したくなるポイントがあるので本当に楽しい。

 

石井さんの、「シュッとしたコンビが組みたい」と安田さんを相方に選び、実際にシュッとしてるからこそ出来る売り方をしている*9上手さや、東京進出を「タレントになるために来たわけじゃない」と言える意志の強さが好き。

そんな石井さんに「おもしろエピソードいっぱい」と言われる安田さんは、ネタ中に見せるなんとも言えない表情がずるいくらい面白いし、トークでは会話の端々に話題にしている人や聞く人への配慮が見えて好きだなあと思う。

 

本当に好きでほぼ毎日聴いているので、10月のトークダンテは生で観ることにした。日が迫ってきたのですごくワクワクしている。

ネタもオススメがたくさんあるんだけど、気が向いたら別記事として書きます。記事中にも散りばめているので気になったら観てみてください。

 

 

それと、最近トークの映像を見て「結婚するなら安田さんみたいな人がいいな」と思うんだけど、そう思うきっかけになったのがこのドッキリ動画。安田さんの良いところがめちゃくちゃ出てる。

 


【ドッキリ】本番直前に相方が交通事故!漫才師は1人でもステージに立つのか!?【コマンダンテ単独ライブのオープニングを公開】

 

石井さんはやっぱりカッコいいし、優しくてモテるらしいけど、安田さんのトゲの無さや人としての可愛さがすごく好きなんだよな〜。

最近ご結婚されたんだけど、昔からずっとお付き合いしていた方と結婚したというところもなんとも安田さんっぽくてグッときた。

変わった感性のイケメンが好きだった高校生の頃の私なら、一直線に「石井さんかっこいい♡好き♡」ってなってたかもしれない。年齢なのかなんなのか、惹かれる人のタイプも少し変わってきたのかもと図らずも気づいた2019年の秋です。

 

 

【10/29 追記】

今日、初めてトークダンテへ行きました。

後ほど公式チャンネルに上がるはずなので詳しくは省くけど、安田さんは仏だったし石井さんはいい感じに面倒くさくて嬉しかったです。

公演後に見られる来場者限定動画では、ワックスをわしゃわしゃ付ける安田さんの手つきが馴れていてかっこよかった。よく見えなかったけどそもそも手がかっこいいのかもしれない。いずれにせよ性癖に刺さりすぎて悶えています。

安田さん、結婚してもファンが減らなかったことを受けて「少しはエロい目で見られてると思ってたんだけどな…」と残念そうにしていたけど、エロい目で見た上でライブに来るファンもいるのでどうか自信を持っていただきたいです。

 

*1:安田顕さん/TEAM NACS

*2:北村匠海さん/DISH//

*3:BOYS AND MEN

*4:ボケ、ツッコミの区別は一応あるものの、ネタによっては境界があいまいなことも多い。

*5:この時は他にゆにばーす、やさしいズジェラードン、ニューヨークが出演していた。しかも司会はライスのお2人。めちゃくちゃ良い回…。

*6:ミキ・昴生さんの「面倒見てや!」でワチャワチャしていたみんなが鎮まるものの、安田さんだけが取り残され「(おじいさん、)もう終わりましたよ」と声を掛けられるというくだり

*7:『Wデート』はここから観られます:https://youtu.be/9UoWnGTG8r0

*8:公式にはまだ無いけど『探偵』あるいは『名探偵』と検索すると出てくる

*9:公式YouTubeチャンネルのトップにある『LOVE STORY』(https://youtu.be/I6WKC-MR9GQ)がその最たる例

祖父とカメラの話

先日、公開時からジワジワ気になっていた『ジョーカー』を観た。

観賞中何度か、主演のホアキン・フェニックスを見て祖父に似ているなと思う瞬間があった。


改めて調べてみるとホアキンさんは44歳で祖父より30歳以上若く、Google検索に出てくる画像はそれほど似ていなかった。

目元の窪んだ欧米っぽい顔立ちや、しっかり生えた眉毛(祖父のは真っ白だけど)、痩せた体型など、総合的な雰囲気が似ていたのかもしれない。

ちなみに、祖父の髪型は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のドクのようで、綺麗な白髪が横方向にフワフワ〜〜っと伸びている。

そこに銀縁の大きな眼鏡を掛けているので、白衣を着たら発明家にでも見えそうである。

 


長年大工として働き、写真が趣味で、焼酎をものすごく薄い水割りで飲むことを好んだ祖父だが、かなり変わった人でもある。


エピソードは数々あるが、1番衝撃だったのは、私が幼稚園に通っていた頃、「孫と娘の自然な姿を撮りたい」という理由でアパートの前で私たちを盗撮していたことだ。

ワゴン車の中からカメラを向けられていることに気づいた母が恐る恐る見ると、それは祖父だったらしい。


家族とはいえ盗撮はどうかと思うが、祖父の「自然な姿を残しておきたい」という気持ちのおかげで、私の幼少期のアルバムにはヘンテコだが妙に味のある写真が残っているので感謝している。

孫たちの喋っている声を録音したカセットテープなんかもたくさんあった。

 


超がつくほどマイペースで、頑固なところのある人ではあるが、私たち孫とよく遊んでくれる人だった。


屋根裏にある祖父の部屋には、撮影した風景写真などが飾られていて、秘密基地のようだった。

そこで、どこからか拾ってきた石に絵を描いたり、木の切れ端でドミノ倒しをしたりして遊んでいると、夕食までの時間があっという間だった。

あの部屋にある日突然現れたトランポリン、私をはじめ孫たち全員がこぞって遊んだけど、たしかわざわざ買ってくれたんだよな。狭い部屋なのに、ずっとあそこに置いておいてくれたんだよな。


私たちはあの屋根裏部屋で遊んでいた頃の子どもに戻らないし、祖父と話すことはもう出来ない。

あまり実感が湧いていなかったけど、こうしてちゃんと文字にすると悲しいってことを思い出してしまう。


今思えば、2人が揃ううちに、と思い、祖父母の写真を撮っておいて良かった。あの後カメラは壊れたものの、フィルムが無事だったのも幸いだった。

正直あんまり上手い写真ではないけど、薄れない思い出が残るのはやっぱり良い。


なんとなく、私はこれからも写真を撮るのが好きなまま生きていくような気がする。なんとなくだけど。

 

田中俊介映画祭2019 in 東京

 

BOYS AND MENホールツアー開催の前日、私は『田中俊介映画祭2019』に足を運んだ。

 


田中俊介」という人は、BOYS AND MENのメンバーのひとり。

3月から体調不良のためBOYS AND MENとしての活動をお休みしており、現在は俳優としてソロ活動をしている。

 


本映画祭は、彼の出演作だけを上映し、上映後にその作品についてのトークショーを行う映画祭として名古屋で開催されたもの。

今回、東京で開催されると聞いて「必ず一度は行こう」と決めた。

 

というのも、私はちょうど彼が活動休止する少し前にファンになったので、10人のBOYS AND MENを生で観たことがない。

8月に舞台『転校生』で「田中俊介」という役を演じる彼を観たけれど、それは彼によく似た誰かであり、彼自身ではなかった。

 


だから、とにかく「田中俊介」として喋る俊介くんをこの目で見たかった。

「強面でストイックだけど人懐っこい笑顔と甘い声を持つ、優しくて頼れるお兄さんな俊くん」を確かめたかった。

 

上映スケジュールと自分の予定を照らし合わせて申し込んだのは、9月3日の『デッドエンドの思い出』の回。

 

YouTube

 

これがまたとても良い映画だった。

「こうなるだろうな」という予想を裏切る結末。自分の予想の浅はかさに恥ずかしくなるとともに、作中のふたりの関係が尊くて愛おしく思った。

あと田中さん演じる西山くんという役がとてもかっこいいです。原作も読みましたが、どっちの西山くんもよかった。

 


また、『デッドエンドの思い出』の回では、本編、ドキュメンタリー映像、トークショーという3部に分かれており、作品をいろんな視点で観られたところも良かった。

 

ドキュメンタリー映像には、撮影時の裏側と、主演ふたりと監督へのインタビューが収められていた。
スクリーンの中でインタビューを受ける俊くんは「名古屋代表」「ボイメン代表」という言葉を使っていた。過去の彼の言葉に、私は安心感を覚えた。

撮影スタッフが韓国側のメンバーで言葉も通じない中、地元を、グループを背負って真摯に取り組む俊介くんが頼もしかった。

 


監督、俳優陣によるトークショー

2列目の端の方の席だったけど、目の前が俊介くんの座る位置でびっくりした。

現れた彼は、大きめのTシャツに太めのパンツ、腰からY-3のベルトを垂らしていた。やんちゃな服装がゴツめの体つきによく似合っている。

ちょっと怖く見られがちだけど、ひとたび笑うと親しみやすい笑顔。数日前にツタトラで見た俊くんのまんまだった。

俊くんは想像していたよりだいぶチャラい喋り方だった(笑)けど、想像通り熱い人だった。そして健康そうだった。

 


終演後のサイン会ではだいぶ長く話すことが出来て、伝えたかったことを伝えられた。

 

『転校生』の演技を観て、俊介くんの俳優さんとしての魅力の一つに人間性があると思ったこと。『デッドエンドの思い出』の西山くんにもそんな魅力が出ていたこと。いろんな作品に出てほしいと思ったこと。

 

俊介くんは「おお〜〜!」とか「マジで?!」と相づちを打ちながら私の話を聞いてくれた。

サイン会は彼にとって仕事なんだけど、「タレントとファン」というより「人と人」として会話してくれる人だなあと思った。

 


ただひとつ、「BOYS AND MENに帰ってきてほしい」という言葉は飲み込んだ。


彼がどのような事情でボイメンから離れているのか詳しいことが分からないし、それを言ったら真面目な彼の柔らかな笑顔が壊れてしまうのではないかと思ったからだ。

 


冒頭で書いた通り、私は彼がいるボイメンを生で観ていない。映像や、過去のラジオを切り取った音声でしか知らない。

でも、思った以上に俊介くんのことを好きになってしまったし、ボイメンのことも好きになってしまった。

 


9人でも十分素晴らしいけど、『BOYS AND MEN 夜露四苦』は「日々是鍛錬 ストイック〜〜!」から始まらなきゃ落ち着かないし、『ヤンファイソーレ』で「俊くん!」とコールしたいし、『バリバリヤンキーロード』や『サムライチョップ』のセリフは、やっぱり俊介くんの声で聴きたい。

 


何より、このたった半年彼らを見ていただけでも、田中俊介さんというあんなに素敵なメンバーを手離すのは惜しいと思った。

 


もし、この先彼が別の道を歩むことを決めたとして、それを咎めたくない。

そうなったとして、自分の気持ちが続く限りは彼個人の活動も追いかけると思う。

 


ただ、戻ってきてくれたらすごく嬉しいし、居なくなってしまったらすごく悲しい。

 

BOYS AND MENにとって田中俊介という人がかけがえのない存在であることは、どうか本人にも忘れないでいてほしいな。

 

 

最後に。小林くんと田村くんが自由すぎてそろそろ勝くんと本田くんの胃にストレスで穴が空きそうなので、帰ってきたらあのふたりを一発シメてください。よろしくお願いします。

 

 

 

ウィークエンダー

久しぶりに昔好きだった男の子に会った。
誘われた集まりに彼がたまたまいて、たまたま一緒にお酒を飲んだり朝までカラオケで過ごしたりした。

 

私が彼を好きだったと知っている友人から「なんと◯◯もいま〜〜す!」と酔っ払ってごきげんな声で誘われて、ホイホイ釣られてしまったのが発端。
「誘っておいてあれだけど、なんで来てくれたの?バカだなと思ったよ(笑)」とけらけら笑う友人の言葉通り、私は自分をバカだと思った。

 

彼は私が好きになった頃のまんまだった。

私も彼も社会人で、いろんなところがきっと変わっているはずなのに、あの時とおんなじようにちょっと伝わりにくい冗談を言う彼に、「こういうところが好きなんだよな」と思った。

 

また会えたらうれしい、恋人はいるのか、好きな人はいるのか、とか。つい気になってしまうけど、それが恋愛感情なのか単なる執着なのか分からない。
一方的に好きになって、なんとか一緒に出掛けるまでは漕ぎ着けたけど、勝手にいっぱいいっぱいになってしまって気まずくなってしまった頃をずるずる引きずっている。

 

そもそも、私は昔好きになった男の子たちを全員引きずったまま生きている気がする。こんなんだから次の恋愛をすぐに見つけられないんだろうな。

 

恋人がいないまま迎える誕生日は、焦りを加速させるばかりでちっとも喜べなくなった。

1人でいるのは飽きたし、つらいときに泣きつける相手がいないのはけっこう苦しい。

 

恋人がしばらく居ないと言うだけで引かれてしまうから、自分が好きな自分でいることは心がけるようになった。

 

自分を卑下しない、好きな友達には気持ちをちゃんと伝える、好きな格好をする、笑いに走る(これはモテはしないかもだけど笑)とか、いろいろ。

 

私を好きになってくれる人は都合よく現れないけど、好きになれる人に出会ったときに自分がいいなと思える自分でいたいなと思ってる。

 

頑張ってても1人がしんどい時はあるけど、幸い友達に恵まれているし趣味もあるからなんとか元気よく過ごしている。今週も頑張るぞ〜。