King & Princeがデビューすると分かった時、「次デビューするのはSixTONESだな」と思った。
人気ぶりからしてそもそもどっちが早いかなと思っていたから、キンプリを先に出すなら次はSixTONES以外いないと思った。
そんなSixTONESと、盟友であるSnow Manが同時にデビューするのはすごく熱い物語だと思う。
2組とも長い間苦労してきたし、いつになったらデビュー出来るんだってやきもきしながらも走り続けてきたから今がある。
本当に良かった、やっと彼らの夢が叶って、スタート地点に立てるんだ、と思う。
2019年8月8日木曜日、東京ドームで彼らのデビューが発表された瞬間、私は泣いていた。
初めは「良かったね、長い間頑張ったね」の涙だと思っていたけど、違った。
私はステージにいない、Travis Japanの7人のことを思い浮かべていた。
私は悔しくて泣いていた。
そう気づくと余計に涙が溢れて止まらなくなった。
なんで?なんであんなにすごいトラジャがデビューできないの?
スノもストも好きなのに、祝いたいのに祝えなかった。
人気も知名度もあるSixTONESさえもなかなかデビューできない状況を見ていて、私はTravis Japanが7人でTravis Japanでいてくれるなら、どんな形でもいいと思うようになっていた。
もしCDデビューが出来なくても、先輩たちのように、舞台を中心にコンサートもやって、活動を続けてくれればそれでいいと思ってた。
でも違った。
私はTravis JapanにCDデビューしてほしいんだ、って。あきらめてなんかないんだなって今さら気づいた。
発表が終わり、2組を囲んで大勢で歌う『FIRE BEAT』。
ステージを観ると、泣き顔の如恵留くんとその肩を抱くしめちゃんの姿がスクリーンいっぱいに映し出されていた。
如恵留くんの涙の真意は分からないけど、私と同じ、悔し涙だったらいいなと思う。
まだまだ諦めないでほしい。
絶対に絶対にデビューさせるから。
絶対にハリウッドに連れて行くから。
虎者を今回きりの公演になんてさせないから。
まずは今できることをやるよ。
今決まっているお仕事を全力で応援する。
頑張るから。
7人の今までの努力も、今はTravis Japanを去った4人の努力も、絶対に無駄にしたくない。
ジャニーズ事務所の中だけで留めさせたくない。
トラジャのパフォーマンスの素晴らしさを世の中の人に知ってもらって、たくさんの人に末永く愛してもらいたい。
もう遠慮しなくていいから。
私は贔屓目にしか見ることができないのが悔しいけど、君たちのパフォーマンス力が素晴らしいのは紛れも無い事実だから。
あとは見つかるだけだから。
だからまだ、一緒に夢を追いかけさせてほしい。
今度は絶対に、嬉し涙を流そう。
いつも最高のコンサートをありがとう。
これからもよろしくね。
みんなのこと、愛してま〜〜〜〜〜〜す!