Travis Japanというグループに夢中になって、その中でも気づけば目で追ってしまっていたのが松田元太くんだった。
元太くんを気になったきっかけは、『an・an』のインタビューで、「目標は三宅健くんみたいな男らしさ」と答えていたこと。
三宅健くんを評するとき、「かわいい」「若々しい」「いつまでもアイドル」という言葉が先に浮かぶけど、元太くんは、健くんの「男らしさ」に憧れると言う。
この人は、他の人が気づかないところに気がつく人なんじゃないかな、そこに惹かれた。
ルックスや服装のセンスがそれはそれはタイプだなと思った。
キリリとしたまゆげ、しっかりした骨格、ストリートカジュアルときれいめなモードの間を行くようなファッション。
そんなクールそうな見た目だけど、YouTubeの企画を見る限りなんかアホそうだぞ、カワイイなと思ったり。
ジャニーズJr.情報局に上がっているライブ映像では、『青いイナズマ』や『イン・ザ・ルーム』で見せる色っぽい表情や、『スワンソング』のようなクラシカルな曲で活きる動きの美しさを見て、普段だけじゃなく、ステージ上での魅せ方もすごく好きだなあと思った。*1
なんとなく「私はTravis Japanの中で元太くんを好きになるだろうな」という予想はしてたけど、想像した以上に、彼にはステキなところがたくさんあった。
力強くて、アイドルとしての彼を信じさせてくれる言葉。
しゃべりの間の取り方とクセになる擬音。
しっかりとタメる美しいダンス。
自分の魅力に自信を持っているところ。
無邪気なように見えて、実はすごく大人なんじゃないかと思わされる、たまに見せる冷静さ。
困ったように眉を下げて爆笑してるときの顔。
空気を読んであえて壊すことが出来るところ。
好きだと思うところが積み重なるうち、私は「Travis Japanの松田元太担」という肩書きが1番しっくりくるようになった。
元太くん以外の好きな人を「担当」と呼ぶことがピンと来なくなった。
完全に茶の間だった子供の頃や、担当が増えていった今までとは違って、今回ばかりは「担降り」という選択が一番しっくり来ている。
私は、ジャニーズのファンに戻るきっかけをくれた丸山隆平さんと、ダンスもその人を好きになる要素なのだと分からせてくれた森田剛さん、2人の担当を降りることにした。
かっこいいくせに情けない男の子の歌がやたら似合う関ジャニ∞、「ロックンロール」をやらせたらアイドルいちな関ジャニ∞。
中高とバンド好きだった私をジャニオタの世界に引きずり戻すのは、きっと彼ら以外ありえなかった。
V6を好きになっていなかったら、こんなに広くジャニーズを好きになることはなかったと思う。
彼らのコンサートが好きだ。
それまで重視していなかったダンスや演出にも目が向くようになって、コンサートの楽しみが増えた。
他にも、ジャニーズのアイドルが大好きな私には好きな人がたくさんいるし、それはこれからもきっと変わらない。
良い曲だと思えばCDを買うし、可能であればコンサートにも行き続けると思う。
でも、私は今、Travis Japanだけを「自ユニ」と呼びたいし、松田元太くんだけを「担当」と呼びたいと思った。
私は彼のことをよく知らない。
入りたての小さな子どもだったとき、
「松松」として推され始めたとき、
「Sexy松」が結成されたとき、
SexyZoneが元に戻り無所属になったとき、
松倉くんのSHOCKを観に行ったとき、
松倉くんとともにSHOCKに受かったとき、
主演舞台が発表されたとき、
Travis Japanに加入したとき、
どれも全部私は文字で知った。
体感することはこれから先もずっとない。
そう思うたび、やっぱり昔から彼のことを好きな人の方が100億倍くらいすごいなと思えてきて、好きだと言っているのが申し訳ないと思ってしまったりする。
彼の凄さも、松松の尊さも、ずっと見てきた人に比べたらちっとも理解出来てないと思う。
でも、だからこそ、彼の「これから」は逃さずに見ていたい。彼と、Travis Japanの夢が叶うところを見たい。
松田元太さん、8年前の今日から今まで、ジャニーズのアイドルでいてくれてありがとう。
君のような素晴らしいアイドルのファンになれて、毎日楽しいです。
時に悔しい思いもするけれど、私は君と、君の仲間の凄さと素晴らしさを知ってるし、もっともっとたくさんの人に知られていいはずだって思う。
君が望む限り、私は君の夢を応援します。
9年目のアイドル生活が、どうか君にとって幸せなものでありますように。
*1:初めて見たとき衝撃を受けたらしく、携帯に「げんげんのくるくるターン綺麗ですこと……」というメモが残ってた(笑)