君がいなくなった日々も このどうしようもない気だるさも

龍二くんがDISH//を抜けて、1ヶ月が経った。
まだ1ヶ月しか経ってないのか、と思う。

サークルの最後のライブに出て、大学を卒業して、会社に入って、この1ヶ月間私生活がめまぐるしかった。
その間に2回、4人のDISH//のライブを観た。

4人になって最初のステージになったZIP!春フェスも、本来5人でやるはずでいろんなことが進んでいた春ツアーも、何ヶ月も前のことのような気がする。

春フェスの時は、突然龍二くんを失って、それでもDISH//としてステージに立つ4人の姿を見て涙が出てしょうがなかった。
外部のイベントだから龍二くんの脱退には触れてなかったけど、龍二くんがいたはずのスペースには柊生くんのターンテーブルとキーボードのセットがあって、龍二くんのパートを柊生くんと大智が歌っていて、本当にいないんだ、って実感した。
そのことが悲しくて涙が出たし、そんな状況なのに(だからこそか)ステージに立つみんなはたくましく見えてまた泣けてきて、「DISH//でい続けてくれてありがとう」っていう思いでいっぱいだった。


それに対して、春ツアーは、本編をやっている間は、もうびっくりするくらい楽しくて。
みんながカッコ良くて、輝いていて、ポップで楽しいけど暑苦しくて、バンドを観ていてこんなに熱い気持ちになったのは久しぶりだった。(友達のバンドは別だけど)
中でも、大智が、DISH//の「ダンス」の部分を無くしちゃいけないって、人一倍努力して新曲に臨んだことが嬉しかったし、そんな大智をカッコいいと思った。
DISH//DISH//で居続ける限り、私は彼らを応援したいと思った。

でも、家に帰るときにふと、「龍二くんがいたらどうなってたかな?」って思った。
4人であれだけカッコ良くて、楽しいなら、5人だったらもっと楽しかっただろうな、どうなっちゃってたんだろう?
そう思い始めると、止まらなくて、いまだに、龍二くんがいたらなって思う。
私は、5人のDISH//が好きだった、って思ってたけど、今でも5人のDISH//が大好きだな。
キャラクターや顔立ちがバラバラで、バランスも良いし、5人なら、もっともっと大きくなれる、売れるって確信してた。
4人がダメって意味じゃなくて、4人のDISH//のステージが最高だったし、4人のことが大好きだからこそ、欠けてほしくなかった。

匠海くんにとって1番長い付き合いで、昌暉が1番遊ぶ相手で、大智にとって1番理解してくれる相手で、柊生くんにとって年長者として支え合える、4人にとってかけがえのないメンバーだから、居なくなってほしくなかったって。
たぶんずっと思い続けるのかもな。