『Call Me By Your Name』

この映画のポスターを見たとき、一目で惹かれた。

美少年と美青年、青い空、黄色いクレヨンで描かれたタイトル。余計なものがなくておしゃれ。


周りからも「好きそう」「良い映画だよ」と言われてたし、メディアでも傑作と絶賛されてるし、キレイな映画なんだろうなと思ってた。


それからあらすじを読んで、正直「よくあるゲイ作品っぽいなあ」と思ってた。

美少年と年上の男性っていう組み合わせは大定番。この美少年はたいてい中性的。年上の男の方は、別に女がいる。(『皆既食』はこのパターン)

そこには古代ギリシャや日本の衆道的な「年上が年下に教えてあげる」関係があるのかなと思ってる。


最初の「キレイな映画」という印象はわりと早々に打ち砕かれた。

エリオ、インドアで大人しいタイプかと思いきや、夜遊びするしタバコも吸うし。

あと思ってたよりエロ多めだった(笑)

中盤のあのシーンなんて、間接的なんだか直接的なんだか分からないけど、今まで観た中で1番すごかった、、、。

青空から勝手に爽やかなかんじを想像してたけど超官能的でしたね。

 

 

君の名前で僕を呼んで 僕の名前で君を呼ぶ」

タイトルになっているこのセリフ。

予告編を観ていなかったから、なんとなくエリオの言葉だと思ってたけど、これはオリヴァーの言葉。

ハンサムで明るく、村に来てすぐみんなの人気者になったオリヴァー。

エリオの家族から可愛がられ、女の子からはモテて、男の子からは羨ましがられる。

そんな姿はエリオの第一印象どおり「自信家っぽい」人間に見えた。

物語の後半、エリオの思いを知ってからの彼は、すごく弱々しく見えた。

 


たとえば、バレーボールのシーンで、オリヴァーがエリオの肩を触るところ。

モテる人特有の何の気なしのボディタッチだと思っていたけど、実はオリヴァーなりの精一杯のアプローチ。

エリオも恐らく「好きでもないのにベタベタ触ってる」と思ったから、振り払ったんじゃないかなあ。

それを振り払われたオリヴァーは、嫌われたと思って必死にエリオへの気持ちを断ち切ろうとしてしまうんだけど。


「もうやめよう」とエリオを止めたり、「後悔しないか」と何度も確かめる。


あのときの不安そうなオリヴァーの表情が忘れられない。切ないけど、キレイで、色気があった。でも女性的ってかんじではないんだよな。アーミー・ハマーすごい。


若いエリオではなく、大人になって、自分の思いが遂げられないと分かっているオリヴァーの言葉だからこそ、切実に響いた。


この映画において、2人をバイセクシャルと捉えるかどうかっていうのは悩みどころだなあ。

そもそも何をもってセクシュアリティを決めるのかっていう話になっちゃうんだけど。


オリヴァーの家庭が恐らく厳格で古風なのはエリオとの電話でしか語られないけど、オリヴァーはもっと前から男の人を好きだったんだろうなと、どうしても思っちゃうな。

シンデレラなんて、勝手にふるえてろ

『おっさんずラブ』を観る前、私はこのドラマにモヤモヤとした気持ちを抱いていた。

2016年末のスペシャルドラマが『年の瀬"変"愛ドラマ』というコンセプトで放送されていたこともあって、「同性愛を"変な愛"として茶化してるんだろうな」と思っていたからだ。

PRのかんじから『吉田鋼太郎がヒロインってウケるよね』みたいなノリがあるんじゃないかなとも思ってた。

 


だから、今回の連続ドラマも観るつもりはなかった。

大好きな『隣の家族は青く見える』で不器用だけど優しくてかっこいい「わたるん」を演じていた眞島秀和さんが出るのも、複雑な気持ちだった。

同性愛がテーマにあるからって「またこういう役なんだ〜」とひとくくりにされるのが嫌だった。


と、こんなに頑なな一方で、友達のツイートや流れてくるいいねで観た林遣都くんの姿がどうしても気になってもいた。

カッコいいしなんて切なくて美しい表情をするんだ林遣都。勘弁して。

そうしてうっかり観た2話。

我ながら全然本能に抗えてない。

でも、抗わなくて正解だった。回を重ねるごとに、このドラマがただのコメディじゃなくてちゃんと「恋愛ドラマ」だなって思うようになったからだ。


正直、部長の愛情表現は受け入れがたかった。

営業日誌を使ってメッセージ送るなんて公私混同しまくりだし、隙あらば春田くんに触ろうとするのも「セクハラじゃん」としか思えなくて全然笑えなかった。

妻の蝶子さんの存在とか、2話を観終わるころにはもはや完全に牧くん派になってしまったこともあって、部長を応援する気になれなかったんだけど・・・。

 

牧とのバトルで悪いところを挙げられなかったところや、出てきたセリフが「はるたんそんなんじゃねえよ!」なところからして、「部長にとって"はるたん"は王子様みたいなものなんだな」って思うようになった。


このかんじ、どっかで見たことあるなと思ったら『勝手にふるえてろ』の主人公・ヨシカから憧れの男の子・イチへの感情に恐ろしく似ている。

好きになった相手に対して妄想がふくらんで、その人自身を見つめられなくなっちゃうかんじ。

勝手に王子様のようなステキな人だと、自分の理想の相手を作り上げてしまう。10年という長い片想い期間も手伝って、2人ともかなりこじらせている。

 

黒澤部長やヨシカのような恋ってイタい、と思う一方で、わたし自身も「舞い上がって相手を見失う」というタイプ。

まあ手作り弁当を押しつけたりはしないけど(笑)ちょっとしたことを都合よく解釈しちゃうとか、めちゃくちゃ分かる・・・。

 

そして、相手のことをちゃんと見れていない「好き」は、相手に「モテてる」と思わせることは出来ても好きになってもらうのは難しい。

だから部長は(少なくとも現時点では)牧に敵わないんだよね。

ダメなところ10個挙げて、服ダサいだのモテないだの言いながらも、「本気で好き」って言えちゃう牧くんの春田に対する愛情の前で、「春田創一」を知らない部長は無力だ。語彙力を失うしかない。オタクかよ。分かりすぎてつらい。

 

分かるからこそ、部長には自分をシンデレラにした「はるたん」じゃなくて「春田創一」と向き合ったうえで前に進んでほしいなあと思っている。いつまでも苦しい恋をするんじゃなくて。

「登場人物みんな幸せになるエンドが好き」とプロデューサーさんがおっしゃっているのを読んだので、期待しています・・・。

君がいなくなった日々も このどうしようもない気だるさも

龍二くんがDISH//を抜けて、1ヶ月が経った。
まだ1ヶ月しか経ってないのか、と思う。

サークルの最後のライブに出て、大学を卒業して、会社に入って、この1ヶ月間私生活がめまぐるしかった。
その間に2回、4人のDISH//のライブを観た。

4人になって最初のステージになったZIP!春フェスも、本来5人でやるはずでいろんなことが進んでいた春ツアーも、何ヶ月も前のことのような気がする。

春フェスの時は、突然龍二くんを失って、それでもDISH//としてステージに立つ4人の姿を見て涙が出てしょうがなかった。
外部のイベントだから龍二くんの脱退には触れてなかったけど、龍二くんがいたはずのスペースには柊生くんのターンテーブルとキーボードのセットがあって、龍二くんのパートを柊生くんと大智が歌っていて、本当にいないんだ、って実感した。
そのことが悲しくて涙が出たし、そんな状況なのに(だからこそか)ステージに立つみんなはたくましく見えてまた泣けてきて、「DISH//でい続けてくれてありがとう」っていう思いでいっぱいだった。


それに対して、春ツアーは、本編をやっている間は、もうびっくりするくらい楽しくて。
みんながカッコ良くて、輝いていて、ポップで楽しいけど暑苦しくて、バンドを観ていてこんなに熱い気持ちになったのは久しぶりだった。(友達のバンドは別だけど)
中でも、大智が、DISH//の「ダンス」の部分を無くしちゃいけないって、人一倍努力して新曲に臨んだことが嬉しかったし、そんな大智をカッコいいと思った。
DISH//DISH//で居続ける限り、私は彼らを応援したいと思った。

でも、家に帰るときにふと、「龍二くんがいたらどうなってたかな?」って思った。
4人であれだけカッコ良くて、楽しいなら、5人だったらもっと楽しかっただろうな、どうなっちゃってたんだろう?
そう思い始めると、止まらなくて、いまだに、龍二くんがいたらなって思う。
私は、5人のDISH//が好きだった、って思ってたけど、今でも5人のDISH//が大好きだな。
キャラクターや顔立ちがバラバラで、バランスも良いし、5人なら、もっともっと大きくなれる、売れるって確信してた。
4人がダメって意味じゃなくて、4人のDISH//のステージが最高だったし、4人のことが大好きだからこそ、欠けてほしくなかった。

匠海くんにとって1番長い付き合いで、昌暉が1番遊ぶ相手で、大智にとって1番理解してくれる相手で、柊生くんにとって年長者として支え合える、4人にとってかけがえのないメンバーだから、居なくなってほしくなかったって。
たぶんずっと思い続けるのかもな。

 

もし私が『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』のキャスティングをしたら2018

最近イケメンがたくさん出てくるラブコメみたいなものをあまり観ないので、妄想キャスティングしてみた。

 

芦屋瑞稀:佐藤勝利Sexy Zone
我ながらふざけてるのか?と思いつつも、勝利くん以上に瑞稀っぽい人が見つからないんだ・・・。原作の再現と言うよりは、堀北真希ちゃんのイメージに引っ張られてると思う。
高月彩良ちゃんいいな〜と思ったんだけど、ちょっとすらっとし過ぎている。

小柄なイケメン女子誰だろう・・・。勝利さんは双子のお兄さんで出てほしい。

 

佐野泉:平野紫燿(King&Prince)
本人はウルトラ天然だからキャラ的には遠いんだけど、あのハスキー声と喋り方に佐野のぶっきらぼうなセリフが似合いそう。運動神経良いのも◎

 

中津秀一:須賀健太
完全に『髑髏城の七人』の影響でアホかっこいい須賀くんをお茶の間でも見たくなった。須賀くんの中津劇場見たい。

 

難波南:横浜流星
色男で、ちょっと他のキャストより年上が良かったので藤井流星くん!と思ったけどやっぱりチャラい小瀧見たい。でも若いな〜・・・。水嶋ヒロ桐山漣の流れが良かったから難しい。

・・・と悩んでたんだけどインスタで見かけた涼しげセクシーな目元を思い出してここは横浜流星くんでは???となった。今までとは系統違うけどあんまりチャラくなさそうだから見てみたい。

 

萱島大樹:清水尋也
虹郎くん、吉沢亮と迷ったけどここでニューフェイスを投入したい。見た目がスピリチュアル。※萱島くん役は歴代別にスピリチュアルではない。(山本裕典柳下大

監獄のお姫さま』で気になった神尾楓珠くんをぶち込むか迷ったけど、若すぎるから清水尋也くんにしてみた。

 

中央千里:佐野勇人(M!LK)
これも木村了くんに引っ張られている。色白黒髪で可愛い顔立ち。ぶりっ子してるイメージないからあんまり想像つかないけど。

関係ないけどM!LKだったら板垣瑞生くんが1番気になっている。

 

関目京悟:北村匠海DISH//
関目くんの情けないけど可愛くて憎めないかんじ、北村くんにお願いしたい。「芦屋ぁ〜〜〜〜」って言うの絶対似合う。彼にメソメソしてほしいだけとも言える。

私は関目くんが好きで岡田将生くんのファンになったのを考えると、好みが変わってないだけな気がする。

 

神楽坂真言新田真剣佑
神楽坂という名字が似合う顔だから。クールな敵キャラのはずなのにわりとギャグ要員だから、オチキャラのまっけんを観たいという気持ちもある。

 

天王寺恵:桜田

通くんの柔道着姿が見たいだけです。


オスカー・M・姫島:中島健人Sexy Zone
ケンティはナチュラルボーン王子だから。ケンティの「正夫って言うな!!!!!」が聞きたい。あんまり見てなかったけど徳山秀典さんのオスカー麗しかったな・・・。

 

花屋敷ひばり:吉本実憂
気の強そうな美人で思い浮かんだ。あと単純にタイプ。

 

尼崎カンナ:平祐奈
未成年だけどコドモじゃない』の世間知らずのお嬢様がハマってた。くるくる変わる表情もかわいい。愛梨お姉ちゃんも出てたし!

 

梅田北斗:Gackt
梅田先生ってカラコン入れてたよね?カラコンに違和感無くてセクシー系といったらGackt様の右に出るものはいないと思った。

 

 

真剣に探せばもっとハマる人を見つけられる気がする・・・。どうしてもジャニーズとスタダに引っ張られちゃってるなあ。

でも佐野、中津、関目、梅田先生は本当にやってほしい・・・。リメイクの際はぜひ・・・。

アイドルネッサンス『前髪』

アイドルネッサンスの『前髪』が本当に衝撃だったので書かずにはいられなかった。

https://youtu.be/brN4Asv7QHA

 

 関ジャム完全燃SHOWで流れた瞬間、鳥肌が立った。

 透明感のある女の子の声、きれいなメロディー、すぐ後のギターリフ、サビの歌詞、全部が私のツボで、絶対に私が好きなやつじゃん・・・!と思ってすぐにiTunesで買った。この感動をくれた人に指先1つで還元できちゃうなんて、便利な時代に感謝・・・。

 

 一曲まるごと聞いてみると改めて感動した。

 切ないけどキラキラしていて最高。非の打ち所なくて、アイドルソングとして完璧なの。

 作詞・作曲はBaseBallBear小出祐介さん。ベボベの曲って爽やかなイメージだから納得したけど、それにしてもすごい。津野米咲ちゃんが書いた『泡沫サタデーナイト!』聴いたときも思ったけど、どんどん曲提供してほしい・・・。

 どこがどう最高なのかをいちいち解説したいとこなんだけど、ひとまず全部引用する・・・。人によってぐっと来るところは違うと思う。

 

決まらない前髪を また風が乱してゆく
いつまでも私たちきっと 決まることなんてないんだろう

文集に載せた将来の夢は
急いで作ったおもちゃみたい
でも透き通ってる

飛行機雲のように見送った最後のシュートは
思い出すとまだ チクッとするよ
でも透き通ってる

歯の矯正つらかったけど やってよかったな
何かが変わる時はわからないもの
あとから気付くよ青いトンネルの先で

自分になりたいと 焦れば焦るほど
ひとりぼっちが迫って来て いじわるな世界

ひとりでも平気と 突き放してみるけど
君がいつも通りで ほっとしちゃうんだ 正解はやさしい

たくさん撮ってた写真 指すべらせたら
広がる何でもない特別な景色
戻れないトンネルの向こうを思うよ

決まらない前髪を また風が乱してゆく
いつまでも私たちきっと 決まることなんてないんだろう

失った魔法のこと 消えてしまった光のこと
愛おしく思っても 何もあきらめないで
それでいいよ それでいいの

夢のこと 恋のこと 悩みごと みんなで持ち寄った
あの夏の夜がずっと 胸の奥できらきら

きこえなくなった音 もう会えなくなった子のこと
さみしく思っても 何もあきらめないで

決まらない前髪を また風が乱してゆく
いつまでも私たちきっと とどまることなんてないまま
走ろう 風の中を

 

 どの歌詞もすごく良いんだけど、私は後半の歌詞が特にぐっと来た。

たくさん撮ってた写真 指すべらせたら
広がる何でもない特別な景色
戻れないトンネルの向こうを思うよ

 スマートフォンのカメラロールってところが現代らしくて、高校のときiPhoneを持ち始めた世代としてはじーんと来てしまった。ど真ん中ではないんだけど、「自分たちの歌」っていう感じがする。

 

決まらない前髪を また風が乱してゆく
いつまでも私たちきっと とどまることなんてないまま
走ろう 風の中を

 ラストサビだけ歌詞が違うんだけど、良いよね・・・。ぐっと前を向いている感じがする。

 

 そして、歌の切なさと反対に無邪気で楽しそうなオフショット(風)のミュージックビデオが泣ける。派手な衣装もセットもないからこそ、「普通の女の子」らしく見える。

 アイドルネッサンスは今月で解散してしまうらしい。10代の少女のきらめきを閉じ込めたまま、彼女たちはアイドルネッサンスではなくなるなんて、出来過ぎたシナリオじゃない?最初から終わってしまうことが決められていたみたいに思ってしまう。

 

 私は小さい頃のモーニング娘。後藤真希ちゃんを最後に、「女の子のアイドル」を推したことがない。ももちやまゆゆのプロっぷりに感動したり、『初恋サイダー』や『ハート型ウイルス』、『仮契約のシンデレラ』とか大好きな曲はあるけど、ファンとして応援する、っていうことはなかった。

 それはたぶん、女性アイドルは「いつか辞めるもの」だからだと思う。ジャニーズの長寿化のせいか男性アイドルはこのかんじがあんまりなくて、ファンもメンバーの増減には厳しい。

普段、何かない限りは辞めないと思ってファンをやっているから、ファンですら居られなくなるっていう事態がほぼ確実に起きるとなるとなかなかハマらないんだと思う。

昔に比べたら長く続ける子も増えたのかもしれないけど、ももちもまゆゆもアイドルじゃなくなってしまうし、なんとなく5人でずっと続いていくと思っていたももクロからも、杏果がいなくなってしまった。

 『前髪』を紹介したヒャダインさんがこの曲について10代だからこそ歌える、20代ではちょっときついというようなことを言っていたけれど、たしかに、この曲はこれから彼女たちに少しずつ似合わなくなっていく歌なのかもしれないと思う。

 

失った魔法のこと 消えてしまった光のこと
愛おしく思っても 何もあきらめないで
それでいいよ それでいいの

 私が『前髪』で一番好きなのはここの歌詞。もうすでに少女ではない私からしても肯定だし、歌っている彼女たちが自分を肯定していることにもなる。

 女性アイドルに限らず若さってやっぱり価値あるものだし、いずれ失ってしまうもので、最近は大人としてやっていけるイメージが全然出来なくてすごく怖かったから、この歌詞は優しいなあと思った。怖いものは怖いんだけど、少し勇気づけられた。

 欲を言えば、この曲を青春時代のための歌じゃなくて、彼女たちが大人になっても歌い続けてくれたとしたら、もっと心強いんだけどな〜。おばさんになっても現役のアイドルであり続ける女の子たちが増えてほしいです。

 



 

 

隣の沼は青く見える

22歳ともなると、話題になる俳優さんたちもどんどん年下になってくる。
ちょっと前まではなんとなく後ろめたい気がしてたんだけど、もう自分の心にウソつけない、年下だろうが好きなものは好きで\ええじゃないか〜〜〜〜!!!!/ ©︎ジャニーズWEST


と、私を開き直らせたのはDISH//*1北村匠海くんである。
元々インスタに上げる写真が好きでフォローしてたんだけど、YouTubeで観た『猫』っていう曲がすごく好きで、「北村くんの歌声好きだな〜」と思ってたところに!『勝手にふるえてろ』のイチ、『隣の家族は青く見える』の青木朔というめちゃめちゃ好みな役を演じてるところを観て完全に好きになってしまった。
セクゾ年下組や小瀧望くんはじめ他の年下の男の子たちに対しては「かわいいねえ」という親戚のおばさんのようなスタンスを貫いていたつもりなんだけど匠海くんは完全に好き。無理。
写真や服のセンスが好きだし、歌声も甘くていい。控えめそうなしゃべり方がずるい。無理。困り顔がかわいい。そもそも顔がかっこいい。
曲で言うと『I'm FISH//』の「美味しく食べてね?」が可愛い。
あと好きになったきっかけの『猫』。
話題のシンガーソングライター、あいみょんさん提供の歌もので、すごくステキな曲だし、匠海くんの歌のいいところもたくさん出てるなあと思う。ギターの昌暉くんのコーラスもとても良い。ずっと歌い続けてほしい曲。『恵比寿物語』も好きだな〜。

 

こんだけ熱く語っておきながら、ここ1〜2週間くらい、本気でファンにならないために匠海くんの素っぽい姿には出来るだけ触れないようにしてきた。

「かっこいい」「可愛い」だけならライトなファンで居られるけど、どんな思いで芸能活動してるのかとかどんなキャラなのかを知ると情が湧いて冷静に見れなくなっちゃうこともある*2から、あんまり深入りするまいと思ってた。

でも、ついに見てしまった。匠海くんの、初武道館公演を発表した後のMC。

DISH//としてやっていくのがつらくてやめたいってずっと思ってたこと、元々やってたグループに戻ってダンスしたいって思ってたこと、メンバーひとりひとりを嫌いになったこと、歌下手だとか散々叩かれたこと、ネガティブな自分がボーカルじゃダメだって思ったこと、それでも大人に囲まれていて前に進むしかなかったこと。

声を詰まらせながら、脚を震わせながら、今よりもずっと幼い顔をしてるのに、泣いてない!って自分を奮い立たせながら、一生懸命に話してて。こういう場が本当は苦手なのかなって思ったりして。

その姿を見てたら、今、メンバーの中でひとり、俳優として世の中から注目されていることや、ボーカルとして他のメンバーよりPVでカメラに抜かれる回数が多いことを、この子はどんな風に思ってるんだろう?って思った。当時よりずっとたくましく見えるけど、やっぱり大人に囲まれて、言えない思いを抱えてたりするのかな。

ってところまで考えたところで思いっきり深入りしている自分に気づいた。

匠海くんと、この子の大切なグループを応援したいし、彼らの夢が叶う瞬間を見たいって思った。

 

こうして私は新しい沼に足を突っ込んだ。

音源やブルーレイを集め、ライブのチケットを取り、頑なに見ないようにしてた「北村匠海を好きになる動画集」も赤ちゃんと戯れてる動画も見た。かわいかった。すごい。かわいすぎてしんどい。

来春から社会人で、こういう趣味嫌がられたりするのかもしれないな〜〜とは思うけどね・・・。こればっかりはやめられないの・・・。

 

担降りブログって書いてみたいと思ってたけどまさかジャニーズ外とは思わなかったな・・・。そしてまとまらない・・・。

というわけでしばらくはDISH//および北村匠海くんのことやたらつぶやくと思うけど、暖かく見守っていてください・・・(?)

*1:スターダストプロモーション所属、ももクロの弟分ことEBiDAN内のダンスロックバンド

*2:私にとっては丸山くん、ジャニーズWEST年下組がそう

オール女性キャストで!『髑髏城の七人』

※オタクの遊びです

※season月しか観てないので月の設定


公式HPに名前が載ってるキャラだけやった!


捨之介:天海祐希

天海さんは天魔王かなと思ってたけど、はっせが「捨之介は天海祐希で!」って言ったの聞いてそれ以上の捨之介が思いつかなかった。だって絶対かっこいいよ・・・。天海さんの決めゼリフ聞きたい。

無界屋蘭兵衛:深津絵里

らんべは薄幸な美男子なので、色白は絶対条件。

この世代の女優さんが良くて、宮沢りえさんと迷ったけど、りえさんだとちょっと強すぎる気がしたのと、普段可愛いイメージの深津さんのかっこいいところが観たいと思った。

天魔王:水野美紀

天魔王はぶっちゃけメイクで原型なくなるので、目力がすごい人がいいなと思ったので水野さん!かっこよくて迫力あるし!水野さんのヤバい演技が気になったら「奪い愛・冬  水野美紀」で検索してね!

極楽太夫:森下愛子

監獄のお姫さま』の姉御役でちゃんと認識したんだけど、ホステス等の役を何度も演じていて、色っぽくて芯が強いけど、可愛らしいのが太夫っぽいなと思った。メイン3人との年齢差的にも森下さんがいいなあ。

兵庫:清野菜名

兵庫はアツくて強くて底抜けに明るい(それでいてオチキャラ)というすごく男っぽいキャラなので選ぶのが1番難しい。

本当はもっとベテランな方が年齢のバランスは良いんだけど、彼女以外に兵庫が出来る女優さんが思いつかない・・・。菜名ちゃんのわんこ兵庫観たい。

霧丸:満島ひかり

影のある少年の役やってほしいというただの私の希望。あとあの衣装が似合いそう。

渡京:伊勢志摩

ツッコミが結構鋭いキャラだから、ツッコミうまい人がいいなと思った。

狸穴次郎右衛門:高島礼子

本人は全然それっぽくないのに、なぜか精霊の守り人の特殊メイク姿が真っ先に浮かんできた・・・(笑)高島さんじゃ妙に色っぽい狸おやじになっちゃいそうだけど。

いん平:宍戸美和公

絶対おもろい。

贋鉄斎:平田敦子

平田敦子さん以上にあの衣装が似合う女優さんが思いつかない。


現実的にはここにはテレビに出る役者さん出さなそうだけど!

生駒:趣里

狂気的なまでに従順な部下、絶対似合う。

剣布:鈴木砂羽

姉御っぽいけどちょっと抜けてるところをうまく演じてくれそう。

爪月:米倉涼子

しぶとさがすごくそれっぽい。


おしまい!たぶん他バージョンも考える